真っ昼間にあった出来事

真っ昼間に、インターフォンがなりました。誰だろうと対応に出てみたら、若い男性がホストみたいなスーツを着て立っていました。

「こんにちは。奥さん」と、彼は言いました。
「はあ」と、私が答えると、彼はこのあたりの家を回っているのだそうで、もう使わなくなった貴金属などを買い取りたいと言いました。

いらない貴金属などありませんから、他を当たって下さい、と断り、ドアを閉めようとすると、彼は、
「ちょっと、奥さん待って下さい。結構探せばあるもんなんですよ。

ボク、ちょっと探してみますよ。時間は取らせません」
と言うと、ドアにかけた私の指を触って来ました。
「いやいや、結構。

持ち主がないと言ってるんだから、ないんですよ」
と、私は強引にドアを閉めました。
一昔前までは、色仕掛け商法はあったものですが。

今でもあるのか、と驚きました。